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2025年06月20日
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はじめての厄除け

2007年02月04日

日本にしか無い厄年にあたるとの事で、
折角の良い機会だから厄除け行事に行ってきた。
普段は¥5000かかるところを、
節分の日の行事に便乗すれば¥1000で厄除けできます。

ちなみに受付で¥5000の厄除けを申し込むと、
もれなくその場で拍子木を打ち鳴らしてくれます。
¥1000だと何もありませんよ、当然じゃないですか。

厄除けの待合室までは、緋袴の巫女さんがご案内してくれます。
「やっぱ巫女衣装は緋袴だよな!」と感心してた。

渡された用紙に願い事を書く所があったけど、
厄除けで来てるのに願い事聞かれてもなぁ。
願い事なら絵馬に書くだろと思いつつ、「厄除け」って書いといた。
用紙を書いて待合室に居る別の巫女さんに持っていくと、
記載してある名前を読み上げて確認してくれます。

本殿に行く前に厄除けについて軽く説明があった。
節分の日は季節の変わり目で、年に4回あること。
2月3日の節分が重く扱われ、その日に厄除けを行うこと。
受付で渡された葦(よし)は琵琶湖の葦を八寸に切ったもので、
水を浄化する作用があることから厄払いとして扱われること。
ちなみに葦は「あし」という読み方もあるけど、
「悪し(あし)」になるのを避けるために「よし」って言うそうですよ。

本殿に入ると茣蓙が敷いてあり、2列目の端に座った。
茣蓙の下には電気カーペットが敷いてあるらしくて、
参拝者が冷えないようにする工夫がされている。
でも僕が座った位置は操作パネルの上だったので、
暖まらない上に正座してるから当たって痛かった。
真向かいの壁に描かれていた、
威風ある龍頭の馬(たぶん麒麟)が印象的でした。

大麻で大勢の参拝者を一括で払いますと言われて、
「一括とか横着だろww」と不意に噴出しそうになった。
「これは試練だ・・・不利益な笑いを抑えることだと!」

しかし一括で行う事はこちらへの配慮だった事を、
すぐに思い知らされることになる。
正座で足が痺れ出してきたそのタイミングで、
参拝者の名前と年齢を全員分読み上げ始めた!
足の痺れが激しくならないうちに終わってくださいと、
まるで痺れに急かされるように祈っていた。

読み上げが終わったと思ったら、
今度は巫女さんが鈴の祭具を持って舞台にあがった。
ここで踊るのか、痺れているこのタイミングで踊るというのかッ!?

「逆に考えるんだ。正座の時間が長くなるのではなく、
普段拝めない巫女の舞が拝める良い機会だと考えるんだ。」

この発想が無ければ、素晴らしき巫女さんの舞が、
ただの正座に耐える苦痛の時間としてしか見れてなかっただろう。

神道は二礼二拍手一礼であることを教えてもらって、
巫女さんから玉の緒を頂いてから本殿を出る。
本殿前の敷地内で葦を燃やす行事を終えて、厄払い無事終了。

出入り口にある屋台でベビーカステラを千円分買うと、
屋台の人は¥5000で厄払いして損したかもって言っていた。
確かに千円でも出来たのに五千円は高いかもしれないが、
縁起を担ぐなら厄払いに五千円出したあなたは正しい。
・問題
ここまで出てきた「巫女」という文字は、コレを含めていくつ?

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